2020/12/1
VOL.5
有機JASマークがついていない“有機農産物”って?
~「提携システム」が支える非JAS農産物

近年、喘息・アトピー・食物アレルギーなどで苦しむ子ども達が増加しています。そしてこれらの疾病の多くは、「環境中の化学物質」・「遺伝的要因」・「胎児期に母親が食べたものに含まれる化学物質」等が関係しあって発症するとされています。

農産物に残留した農薬・合成添加物・環境ホルモン・放射性物質など、普通に暮らしているだけで、現代人の体内には様々な有害物質が入り込んでしまいがちです。そして、その影響を特に受けやすいのは、身体を作っている真っ最中の胎児であると考えられています。

ある有機農産物宅配団体が実施したアンケートによれば、“有機農産物に切り替えたきっかけ”として一番多く寄せられた答えが、「妊娠したから」だったそうです。健康なベビーを迎えるために、ママが最初に出来るのは、“食べものから出来るだけ不安物質を取り除くこと”なのでしょう。

妊娠中に避けたい食品
  • 1
  • 農薬や化学肥料が残留している農産物
「国産野菜は安全」というイメージがありますが、日本の農薬使用量は世界でもトップクラスです。(安心・安全のため、有機農産物を選ぶようにしましょう。)
米国や欧州などでは危険性が指摘され使用が禁止されている農薬が、日本では規制されることなく使用されているケースもあります。
大人にはすぐには影響が出ないとされている化学物質でも、デリケートな胎児にとってはわずかな量でも危険因子となり得ます。
  • 2
  • 合成添加物を含む食品
アトピー・ぜんそく・アレルギー等の原因の1つと言われています。
染色体異常・遺伝毒性・妊娠障害など、様々なトラブルを引き起こす可能性が指摘されています。
貧血や血行不良の原因となる添加物もあります。
  • 3
  • 遺伝子組み換え食品
遺伝子組み換え食品の安全性はまだ立証されていません。
アレルギーの原因となる可能性が指摘されている上、最近では、妊婦と胎児の体内から遺伝子組み換え植物中の有害物質が見つかったという報告も出ています。
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